こんな人もいるんだ

先日ドラムのWさんに誘われてセッションに行った。たまたまベースも知ってるしいいピアノだから歌ってもらいたいと言われ出かけた。 
Wさんから以前仕事をもらったが 日にちが合わなく断っている。セッションなんて行った事はない 中に入ると フリージャズのO氏もいる 何曲か演奏を聞いた う〜ん程度が高い
次々出るピアノやソプラノサックスもうまい いったいこれは何?

心の準備ができてないうち名前を呼ばれ  譜面譜面と焦る私にキーだけでいいと言われ とりあえず バラードを歌い始めるとテナーのO氏が出てきて オブリガートやソロを吹いてくれた フリーのO氏がスタンダード?何曲か歌い O氏のMy One And Only love 名曲だ 目をつぶって聞くと素晴らしい フリーしか聞いてない私は驚いた これだ吹けるなら何故ジャズファンが少ないフリーに?お金にならないじゃないの?

休憩になり訳分からないフリーに対して質問すると一言「その瞬間思いついた気持ちを音にするだけだよ」?もっと分からない 

その昔 大学の作曲科の教授が言っていた。生徒は最初はベルディのような綺麗な曲を作るがだんだん変わってきて一般人に受けないような曲を作りだすと。
そういえば 岩川三郎という有名な作曲家の娘だか孫だかが作った創作オペラに誘惑の女神役を頼まれ なんだかへんてこりんな覚えにくいこ難しい曲を歌わされた
異様な音楽だった。

嫌だと何度も断ったが彼女は先輩だし 「あなたの目と声としぐさに私は感じた あなたしかいない」などと言われ 「私 色気ないし駄目」と言ったが説得させられてやった覚えがあるが いったいあれは何だったのか 所々に即興で思いついたままのあ〜を入れろと 考えてみると あれもフリージャズと同じことなのか

話はもどるが休憩後に フリーをやると出た〜 テーマはStar Dust ピアニストの女性が言い出した あの名曲 ホギーカーマイケルの? しかし期待は裏切られた でも聞いていると
星屑の感じは出てる これなら分かる 「フリーは初めて」 勇気ある人だ
 
ところでその日に声をかけたのはWさんの知り合いいだけ 歌は私だけに声かけてもらった。要するにWさんの好きな人だけ来たのだ 光栄なことでした。

以前頼まれた仕事もいくら出したら来てもらえるか?と聞かれたが Wさんの趣味で自分がお金出してもライブをやるらしい しかもいいプレーヤーだ チラシを見ると えぇ〜という有名人 チャージとキャパから考えても赤字だと思う たぶんWさんの持ち出し 

話はつきないので 私がお世話になってるよいどれ伯爵にO氏と3人で向かった。Wさんはよいどれが気に入った 「よしここでやろう ピアノはOOベースはOO歌は塩川さん」ピアノもベースもビッグフォーにいた有名プレヤー 無理無理 私はギャラで出させてもらってるが基本的にピアノとヴォーカルだけ チャージバックだとバック率からいってもとんでもない話し 4人分は払えないし Wさんの持ち出しになってしまう
 
Wさんはこんなことばかりしてるので 奥さんに叱られているらしい いったい何者だろう 今時
こんな人もいるんだ
来週4日都立大学の駅に19時何人かで待ち合わせている ゲリラライブでもやるのか この模様は来週5日(木曜日)よいどれ伯爵で

8月5日(木曜日)関内よいどれ伯爵 19時半〜ヴォーカル塩川ゆう子 ピアノ佐藤雅史
チャージ3000円(前日までに予約していただくとチャージが2700円になります)
TEL045−261−0272 塩川ゆう子の名前出してくださいね