楽器のこだわり

最近ライブハウスにウッドベースがあるところがある そのお店で昨年から何度かやっているが
ベースをお願いすると「あそこはベースがあるから身体ひとつで行ける」というプレーヤーと「自分の楽器が使いたいから 自分の持っていく」という人がいる 
ピアノは無理だが音楽家のこだわりはやはり「自分の楽器」だと思う 
以前東京のホテルで縦割りの仕事をしていた。
レギュラーのドラムは故小津昌彦さん(ジャズ界では有名なかた)で私に「これだけは言っとくけどマイク位は自分の持っていたほうがいいね」と私はすかさず 勿論「これ自分のです PAも」
その言葉に「myマイク持ってる人はいるけど 機材まで持ってる歌手はいないね 驚き」とおっしゃった・・・・わたしのこだわりだったんです。
パーティーやイベント中心で活動していた私に何もない所の仕事もあり重宝していましたし時に「ぐえ〜!!」という機材のところもある 最近は持ち込むと割が合わないので「ぐえ〜!!」がひどいところは出ない と音響いいところが増えてるので 持ち込みはマイクだけにしているが
当時はセットもパワーアンプやスピーカーなどなど重たくて大きい そしてたまにセットの何かしら忘れる・・・・音でない・・・になることもしばしば 付き人なんちゃって高校生の生徒さんにお願いしたこともあったけど今は持ち込みもコンパクトなものにしているので 年に1回あるかないかの事なのでそんな時はなんとかひとりでできますが
話はもどるウッドベースは確かに重いが持ち運びできないわけではない 安い楽器ではないので本当のプロは身軽さより音のこだわりを考える人の方が正解だろう
マイクも最近の生徒さんはマイマイク持参でレッスンに来る人もいる(そこまではどうかなと思うが)