いくら出したら歌ってくれるの

先日親戚でお墓を買った。その墓地の理事長が知り合いだったのでお願いして 安くしてもらった
そのお礼を朝一番で電話
この会社は本社が元々近所にあり私が横浜に一人住まいした時の身元引受人だか賃貸保証人だかで
社長をはじめ社員から色々お世話になったかたでした。
ちゃっかりもんの私は昼ときになると自転車で会社に行き「カツ丼・天丼」と注文 しっかりお昼代稼ぎ 夜になるとライブ お店がガラガラだと「お客様が入ってないんだけど」と電話 と社員
なんだか誰だかわからないけど店内いっぱいにしてくれた。
事務所の仕事で地方回り ピンはねされて家賃が払えないと 「すいませ〜ん お願 出世払い」などとずいぶんとお世話になってる。
こんな私は社員から見ると「社長の女かもしれない」と思われたのかもしれないが 何もない何もない 私はそんな人ではない
ただ一生懸命生きてる私に「お前さんが男だったら 僕の右腕になってもらうのに」とよく言われた。
しかし会社もどんどん大きくなる 私も完全自立できると疎遠になってしまい 恩になったことも
遠い昔のことになる。が霊園がきっかけでこうして電話ができた
ところが話が思わず面白いことに 「おまえさん(出た 昔の私の呼び方)僕のホテルで歌ってくれる?」・・・・横浜に二つホテルを買ったんだ ぎょえ〜知ってます 私 ディナータイムに行ってるし ローストビーフバイキングが売りなのよね そこでプライベートライブをやって欲しいんだ ですって 「いくら払えば出演してくれるの?」こういう時 「昔世話になってる 今回も世話になってる」というのが頭をよぎる。「いや〜いくらでもいいですよ お世話になっちゃってるんで」とついつい安い値段を言ってしまった。昔だったら私のホテル価格は00000万いった時期もあった しかし今はそんなバブリーな時代でもない
しかし今度ホテルのオーナーに知り合いができると私達の世界も変わっていく
横浜と新横浜にある 昔よくここでジャズのパティーをもらってる
あ!そんな邪な考えはやめよう でも音楽で食べられなくなったら掃除のおばさんくらいで雇ってもらえるか