演奏側と聞く側にできる溝

昔ベートーベンのオペラを聴きに行った事がある。ベートーベンのオペラ?馴染みがない (モーツアルトプッチーニあたりだと名曲や日本での演奏回数は多く耳にする曲もあって楽しい) 最初から聞く気のない私 たぶん誰かに頂いたチケットか義理で買ったかだったのだろう 始まると間もなく寝てしまい 起きたら終わってたという 記憶がある 
私はまったくベートーベンのオペラの知識はなく演奏と私に大きな溝があったのだろう  

例えばこれはジャズにも言えると思う 耳にした曲は楽しむ事ができるが 自分の中に馴染みがないものや感性が違ったりすると、とたんにつまらなくなる 
これは演奏側は聴き手のレベルに合わせない 聴き手は演奏者に無視されるるのを嫌がるので、おのずと溝ができてきてしまうのだろう  

クラシックのコンサートではチラシに曲目が書いてある。それを見て興味があったり なかったり勿論演奏者にもよるが 行って損したという記憶がない ここ数年行ってないが。。。

ジャズで名演奏家と言われる人でも聴いていてもさっぱり訳分からず面白くなかったこともある。
テクニックの素晴らしさは分かるが 自分の中に感性と知識が伴ってないからか そのスタイルが自分の趣味と合わないのからなのだろう たぶん前者の方だと思うが

最近ジャズのライブやコンサートでも曲目を前もって聞かれる チラシに書くのだ それを見てお客さんは判断して いい曲やるからと興味を持つらしい

来月の終わりに 地方で仕事を頼まれている やはりどういった曲をやるのかという事を言われている 今から選曲に悩んでいる 溝を作らないよう考えなければ