チャージバックは嫌です

近頃ミュージシャンの売り込みが多い なんで私に?!仕事がないんだ 昔は確かにステージが多かった 仕事したくないから「あ すいませんその日仕事です」って嘘ついても仕事先のホテルに電話が入って確認された。そんな時代は遠い昔 毎日が一週間に4日になり3日になると 「どうしよう 生活していけなくなる」と眠れなくなったものだ。実家に帰ればいいものだが 親の反対を押し切って家を出てやくざな仕事と誤解され生きていたものだから そんなことも考えられない 私の父は言った「夜中に仕事しているのはお前と盗人だけだ」今考えると その他にも仕事してる人たくさんいますよ・・切り返せない私であった
でも仕事量が減っても生活水準を下げればいいことなんだ 贅沢していたもの 週末になると「今日は私のおごりよ」って20代の女の子が自分の父親に近いバンドの人たちを連れて焼肉 元町の入り口から出口までタクシーにのり 高級なドレスショップで毎日買いものしながら出勤 「今日買ってきたドレスです」とホテルのオーナーに見せる 今の10倍の価格 とんでもないがき バブリッちゃっていたんです 30過ぎて横浜の一番大きなジャズ音楽院から講師のお誘いここから指導のお仕事で潤い 更にジャズ界の巨匠との出会いがあり歌の仕事も増えなんとなく今に至るのだが 今の世の中の音楽業界はチャージバックばかりだ でも私はやらない お客さんが入ればギャラが増える そんながつがつしたことはできない 入っても入らなくても保証はしていただいてます そんなところは少ない 国際ホテルの一木は今時ミュージックチャージがないから5200円食事とフリードリンク ありえない 安いからって入るものでもない 来月は予約が少ない たまたまいつもの団体がだめだったり 仕方がない 今までが多すぎたんだ 済みませんがお酒の量考えてくださいね 飲めない方もいらっしゃるんだからそれより楽しい時間を作らなきゃ あんまり赤字だと私も顔が立たない 宜しお願いします