ジャズと落語

なぜかジャズが好きな人に落語が好きな人が多い これはたまたまかもしれないが 昨日立川談志さんがお亡くなりになり 思い出したのが 横浜に住む桂歌丸さんの愛弟子に桂歌助さんという落語家さんがいる 私より少し年下で まだ駆け出しの頃 私主催の月に1回やっていたライブの合間に寄席をやらないかと持ちかけた 勿論集客は黙っていても面白いくらいお客様は入る 今はなくなってしまったが関内の尾上町リスボンというお店があった 客席は50〜60 毎月第一木曜日と決めていた。お客様がお客様を呼ぶ 「又来月な!!」という具合だ メンバーは塩川ゆう子とその仲間達
カルテット・コンボ・シックステットというふうに 好きなプレーヤーを集めた これは全部故宇山さん(ギター)に頼んだり 横浜のプレーヤー達だったり お客様立ち見 地下の階段にと大入り「幻のライブ ゆう子の好き勝手ライブ」
歌助さんをなんのきっかけか紹介され 仕事がないと聞いて じゃやってみようということになった。ステージの合間に何回かやってもらった 「ギャラいくら欲しいの?」と聞くと「2万円」と即座に出たのには しっかりしてるな・・・という思いもあったが 相場がわからないので高いか安いかはわからない・・・・
そんな付き合いをしていて何年後か彼の結婚式に招かれた。野毛の式場に行こうとした朝に宅急便が届いた 重さが5キロ位の箱である。
送り主に心当たりがない ???「時限爆弾!?」「危険物?!」・・・・・でも時間がない 逃げ出しように式場に向かった そこで分かった 彼の実家は新潟 お嫁さんだか本人だかの実家がお米屋さんだったらしい そう本名は知らなかった そこに出席していた周りの人たちも「今日変な物が送られてきた」と言っていた。引き出物がお米・・・・なんで本名の下に芸名を入れなかったのか やっぱり落語家だから 面白がったのかな・・・・
お仲人さんは桂歌丸師匠 そして落語家さんが次々出てきて楽しい結婚式であった。
最近であるが私が講師をしている新聞社で彼の寄席のポスター発見 そしてテレビ「水戸黄門」にも何度か出てるの見ました。
頑張ってるんだ・・・・と思う反面 私のライブにも来いよと言ってみたい